日創研 経営研究会とは

日創研経営研究会は1994年に発足しました。現在では全国63拠点約4400名が学びあう経営者団体「経営研究会」は、毎月の例会、年3度の全国大会を通じて、全国の経営者が学ぶ活性化された会です。「日創研の研修を受けて一時的に学んだだけではなく、何らかの形でフォローしながら継続的に学び続ける団体を作らなければならない」という田舞会長の強い使命感によるものでした。

日創研経営研究会の強みは、会員のほとんどが可能思考研修を受けているということ。素直に自社の欠点を赤裸々に発表し、そのことで謙虚にアドバイスを受け、粘り強く努力し続ける会風が特徴です。

また、経営研究会の存在理由は、地域に認められる強くて良い会社を作ることです。「人財格差が業績を左右する」と言われている淘汰の時代だからこそ、人財育成をして業績をアップしなければなりません。

「よい社風を築き、業績を伸ばしたい」という中小企業の活性化のため、経営研究会発足時の思いを胸に、「1つの理念・2つの目的・3つの誓い」を前向きに啓発しています。

日創研経営研究会PR動画 前編
①入会経緯 ②価値・得たもの
日創研経営研究会PR動画 後編
①本部研修受講のきっかけ ②可能思考以外の推奨研修

日創研 那須野ヶ原経営研究会とは

那須野ヶ原経営研究会は日創研経営研究会の1単会です。現在32名の仲間とともに、毎月の例会や委員会活動、勉強会を通して経営を学んでいます。

会員企業の7割は黒字経営!

日本の中小企業の約80%が赤字といわれる厳しい経営環境の中で、日創研那須野ヶ原経営研究会の会員企業は75%が黒字経営をされています。(2023年度末業績アンケート結果)

経営計画が作れるようになる

学ぶ仲間と共に経営計画書をご自身で作成できるようになり、更には社員さんと一緒になってより良い会社を目指す経営計画が作れるようになります。1200名以上の会員が集い、お互いの経営計画を発表する場もあります。

社員さんと学ぶ場がある

社員さんと共に学ぶ場が多くあり、例会においても社長・幹部だけでなく社員さんでも分り易い内容で、毎回数多くの会員企業の社員さんが参加されています。そこで他社の方々と触れ合う事で、学ぶことの必要性を肌で感じて頂けます。

伝える力が身に付く

座学ばかりの勉強だけではなく、会員同士のディスカッションや発表の場があり、経営者・幹部として必要な伝える力や、会員が自ら行う組織運営の中で、組織や人を動かす力が身に付きます。

1つの理念

「共に学び、共に栄える」

日創研経営研究会の会員は、学ぶことが全ての経営の基本と考える。
謙虚に一人一人が学び、自らを律せられるようになった時、私達の会社は理想の職場になり、更に栄えていくのである。
共に学ぶ心が自分の会社を、そしてそこで働く社員さん一人一人の家庭、人生を、更にこの社会を繁栄させる源泉になるのである。
共に学び、共に栄える精神をもって日創研経営研究会の理念とする。

2つの目的

1.社会貢献(人の役に立つ会社になる)

  • 人材の雇用と育成
  • 納税による地域社会、国家への貢献
  • 新商品、新技術の開発
  • 環境への貢献

2.適正利益の確保

  • 企業活動の存続、成長、発展
  • 社員の高所得、高福祉
  • 職場環境の改善

3つの誓い

  1. 私達は、汗を流すことを忘れません。投機的なことには一切手をつけず、健全な経営を心掛けます。
  2. 私達は、社員さんを単なる雇い人として考えるのではなく、経営のより良きパートナーとして、人材の育成に全力でつとめます。
  3. 私達は、正しい納税を通して、社会に貢献します。

会員心得10ヶ条(行動規範)

  1. 私は今日一日、自らの成長にコミットし、仕事・職場を通して学びます。
  2. 私は今日一日、自らの職場に感謝し、自己の存在価値を100%与え、成果を創り出していきます。
  3. 私は、親、祖先、家族を大切にいたします。
  4. 私は今日一日、自分のまわりに肯定的なコミュニケーションをはかり、自らの尊厳を示します。
  5. 私は今日一日、全てのことに最善を尽くし、自らの人生に豊かさと喜びをもたらします。
  6. 私は今日一日、自らの身だしなみや心を調え、他から信頼を得ることにつとめます。
  7. 私は今日一日、明朗活発にしてハイよろこんでの気概で楽しく過ごします。
  8. 私は今日一日、主体的に意志決定し、リーダーとして結果に対して責任をとります。
  9. 私は今日一日、会の成長・発展に貢献し、今日一日の私の課題を全力で達成することにつとめます。
  10. 私は今日一日、日創研経営研究会の1つの理念、2つの目的、3つの誓いを確認し、自らがその実践者たらんことを誓います。

那須野ヶ原経営研究会 2024年度会長方針

時代の変化に対応する発展的思考への展開

〜可能思考能力の更なる進化〜

2024年度会長 藤田義智

 コロナ禍を経て、新たな状態の時代となり、消費者は本当に必要な物だけにお金と時間を使うという思考に変わりました。我々中小企業の経営者は、これまで以上に厳しい時代を乗り越えて行かなければなりません。どんな条件でも肯定的に受け入れ「イエス」として捉え、今まで以上の可能思考能力を発揮し、具体的に明確に肯定的に、目標を定め邁進して行くことが必要になります。

 そして我々は今後、発展的思考を発揮し経営をして行く必要があります、「発展的思考」とは、可能思考能力をさらに進化させた考え方であり、「物事を表面的なもの、固定的なものと考えず、絶えず考察の範囲を広げていくことで、新しい知識や理解を得ようとすること」であります。枠の中に納まってしまったり、自分だけの成功で終わらせるのではなく、幸福を広げ、幸福な人を増やしていくことを目指しているのです。

 経済は生き物であり常に変化をし続けます。そしてその変化の先行きは誰にも分かりません。先行きの分からない社会において、生き残っていく為には顧客満足だけでは物足りません。企業自らが市場を創造し、未来を創り出して行かなければならないのです。「顧客の創造」とは「営業でお客様を増やす事・新規顧客リストをつくる事」ではありません。『消費者にとっての本当の価値は何なのか?を深く掘り下げ、消費者の欲求を満たす手段として製品やサービスをご提供すること』であります。どんな問題や課題に対しても単純な解決策に留まらず、より深い洞察力と理解を求める思考プロセスが必要になります。

2024年度は下記の方針に重点を置き活動して行きます。

2024年度会長方針

【方針①】 入会トライアル制度の運用と検証、議事録の管理と活用 
(目標) トライアル生:15名  会員数:40 名

 入会トライアルを推進し入会に繋げます。「愛媛モデル」から学びコンセプトを理解し、那須野ヶ原経営研究会の良さを活かして、学びと気づきを得られる入会促進活動により、幸福を広げるべく会員数を増やし会員同士の絆を一層深めます。
議事録の他、例会アンケート、反省点、情報全てを集約し新たな方法で活用します。

総務会員拡大委員会

【方針②】 可能思考能力を発揮させた経営計画作成と発表 
(目標)経営計画書作成率:80%  
 宇都宮経営研究会との合同発表:4名 

学び続ける集団が日創研経営研究会であります。可能思考を発揮し、毎年新たなる経営計画書を作成します。現在の方針書も、更にブラッシュアップし発展的思考へ展開し、新たな経営計画書の作成と発表を推進します。

経営理念戦略委員会

【方針③】人財育成を更に充実させ、また新規会員を拡大する活動の実施
1、 公式教材活用の導入の推進
(目標)13の徳目朝礼導入率:45%
 理念と経営勉強会導入率:40%
2、公開例会の開催

公式教材の導入率だけに着目せず、重要なのはその中身であり、人財育成を通じて会社が良くなることが必須です。朝礼や勉強会の内容を重視します。
公開例会を実施する事により、地元経営者に会を周知し会員拡大に繋げます。

ありがとう経営推進委員会

【方針④】会員自らが率先して学び、外部に情報発信をする
(目標) 本部研修受講率:60% 

本部研修を経営者が率先して学び、気づき、変革する事で自社の社風改善・人財育成に役立てます。生産性を上げる事により会員企業の業績向上に繋げます。「一人でも多くの経営者と、共に学び共に栄えたい!」学ぶ仲間を増やすべく那須野ヶ原経営研究会の活動をアピールします。

リーダーシップ広報委員会